リナビスでグレンロイヤルの革財布をクリーニングしてみたハナシ

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20歳の誕生日に買ったグレンロイヤルの革財布。

あれから6年以上使ってきたけれど、いい感じにエイジングしてきてくれてお気に入りの財布。

でも普段使いしているからか黒ずみや青サビ汚れが目立つようになってきて、もっと長く使っていきたいから今回クリーニングをすることにした。

革財布のクリーニングと調べると色々出てくるけれど、今回はリナビスさんでクリーニングをお願いしてみた。実際に使ってみた感想をレビューをしようと思う。

目次

革財布のクリーニング?

まず最初にどうして革財布をクリーニングしようとしたかのハナシ。

そもそものきっかけは案外人って他人が使っている財布をよく見るというのに気づいたこと。

よく初デートで彼氏の財布がビリビリのやつだったみたいな話を聞いたりするくらい、他人がどんな財布を使っているかって意外と気になるもの。

それに財布って洋服と比べても素手でベタベタ触るのでかなり汚れやすい

最近はキャッシュレス化の流れだけれども、まだ現金しか使えないところも多いので財布は手放せないし、キレイに使っている人はそれだけでちゃんとしているように思える。

例えば革靴。安い革靴を履いていたとしても、毎日手入れされてピカピカしているととても素敵に見える一方、ブランドの革靴でもホコリまみれだったらなんだか残念だ。

そんなように革財布といえどもしっかりと手入れをしてあげた方が良いと思う。

Han

革製品の状態はその人の意識の高さ

今回はリナビスさんにお願いしてみた

おせっかい”なサービスが売りだというリナビスさん。

実際に使ってみてわかったおせっかいぶりは本当に凄まじかった。クリーニングはもちろん革製品に関しては色直しや縫製直しまで基本料内でしてくれるというおせっかいぶり。

Han

革製品のエイジングは育てる楽しみがあるけれど、生地の痛みとはトレードオフなんだよな……。

ぼくのグレンロイヤルの財布もジップの滑りが悪かったり、生成り革を使っているのでかなり色移りが目立ってしまっている。

そんなぼくのクリーニング前のグレンロイヤルを紹介する。

6年使ったグレンロイヤル

ぼくが毎日使っているグレンロイヤルの財布はこんな感じ。

全体的に飴色っぽくなってきたけれど、黒ずみとか皺の汚れとか、小銭入れの錆汚れとかが気になる。

表面

普段から使っているから表面には黒ずみのような汚れが目立つ。

自分でも落とそうとリムーバーを使ったことがあるのだけれど、全然うまくいかなかったし全然落ちなかった。

それでもいまだにツヤがあって気に入っているけれど、できるなら黒ずみが落ちてくれたら嬉しい。

開いたところ

財布を開いてみたところ。

表面とは違い、使うときしか触れないのでそこまで汚れてはいない感じ。

とはいえ札入れとかカード入れの部分部分に黒ずみが見える。きっと癖で同じところばかり触っているんだろうなあ。

エイジングの楽しみのひとつに自分の癖に気づけるというのもあると思う。どうやらぼくは札入れを開くときは同じところにばかり指をかけているらしい。

Han

なんか恥ずいね!

小銭いれ

十円玉の青サビ汚れが目立つ小銭入れ。

強いていうのであれば、このジップも滑りが悪いのでここも修正してもらえると嬉しいなあ。

小銭入れに隠れた生地は買った当初のまだ新しい生地が若干残っていた。

こうしてみると結構エイジングが進んだことがわかる。とはいえまだまだ。

リナビスから帰ってきたグレンロイヤル

まずは最初に結果から!

リナビスさんにお願いして返ってきたグレンロイヤルを紹介する。

表面や開いたところにあった黒ずみ汚れの全ては落ちなかったけれど、それでも全体的にトーンアップして返ってきてくれた。

なんだかグレンロイヤルも嬉しそうに見えるのは革製品好きならわかってくれる感情だと信じてる。

表面

ここも最初に届いた時にかなり汚れが落ちていて感動した!

照明の関係で同じように撮れなかったのが悔やまれるが、実物でもかなり汚れが落ちているのは感じた。

このブログを書きながらBeforeの写真と見比べてみてかなり劇的に黒ずみ汚れが落ちていてくれて本当に驚く。

とはいえ写真の通り全ての黒ずみ汚れが落ち切ってくれた訳ではなかった。長年蓄積された黒ずみ汚れはもはや沈着してしまっていて、さすがのリナビスさんでも落とせなかったみたい。

それでもまずぼくはこの時点でかなり感動した!

開いたところ

開いたところだと特にカード入れ付近の汚れは軒並みキレイになっていた。

札入れの黒ずんだ箇所も色が薄くなっていたし、全体的に黒ずみ汚れが落とされていた。

開いたところは表面と比べて触る機会が少なく、若干生地が感想してザラついていた。そんなザラつきもなかったところを考えると、リナビスさんでクリームの塗り込みもしてくれたんだと思う。

ただキレイにするだけでなく、しっかりとケアまで付いているのは利用してよかったと感じた!

Han

革製品好きのツボをしっかり押さえてるね!

小銭入れ

Han

!?

ジップの滑りがめちゃくちゃ良くなっている……!?

まず感激したのはそこだった。そして問題の内部の青サビ汚れ。

これもしかしてジップ自体新品になってない!?

なんかめちゃくちゃ綺麗になっていて変な声が出たレベル。ぱっと見何も変わっていなかったから全然気付かなかったけれど、これ張り替えてくれている!?

さすがのおせっかいぶり。いやもはやホスピタリティ。

とても満足いくクリーニングでした。

リナビスのクリーニングサービスの流れ

STEP
発送パックを注文

まずはここで早速注文をする。

すると自宅に注文書と郵送パックが自宅に届くので必要事項を記入する

STEP
財布の集荷を依頼する

リナビスに財布を送るときは自分で用意する

でも大抵の財布なら茶封筒に収まるサイズかと思うので、あまり心配はいらない。茶封筒に財布を入れて注文書を貼ってそれを集荷してもらう。

輸送中に傷が付くのが嫌な場合は自分で梱包材なども用意しなくてはいけない。まあ革財布ならそこまで気にすることもないとは思うけれど。

STEP
大体2週間くらいすると検品メールが届く

ぼくの場合は大体2週間くらいしたら検品メールが届いた。

内容としては「黒ずみ汚れが深いので落とせ切れそうに無いこと。それと色直しは必要どうか」といったかんじ。

この辺は各々の財布の状態によって変わるところかと思うけれど、仕上がりのイメージの擦り合わせができる部分でもある。

Han

どんな風にしたいかしっかり伝えておこう!

STEP
集荷してもらって大体1ヶ月で手元に返ってくる

ある時ふと荷物お届けのメールが届く。

そこで都合の良い日を設定して家で待っていると綺麗になった革財布が戻ってくる!

梱包もしっかりして届けられるので輸送中に傷つく心配もない。

コスパは結構高いと思う

リナビスは基本料金が16000円

これは一見クリーニング料金としては高額に見えるが、実際に利用してみた側からするとかなりコスパは高いと感じた。

それはこのサービス内容。

  • クリーニング
  • 傷や擦れの修復
  • 色補正
  • 仕上げ

ここまでしてくれて16000円!

さらにクリーニングの結果に納得がいかなければ無料で再クリーニングもしてくれるという太っ腹つき!

Han

安心して任せられるね!

使ってみた感想

革財布を長年使っている人はモノを大切にする人というのをリナビスさんは心得ていて、それをしっかりと感じるほどのホスピタリティに溢れた接客だった。なので自分のグレンロイヤルも安心して預けることができた。

さらにリナビスさんはひとつひとつ手作業でクリーニングをしているとのこと。

機械じゃないから細かいところまでしっかり確認して作業をしてくれるから感動するくらいに細かいところまでしっかり洗い上げてくれる。

値段は確かに他社と比べても高いけれど、やっぱりそれだけのサービスを受けられることは間違いないと感じた。

まとめ

革財布のクリーニングなんてぼくはほとんど聞いたことがなかったし、周りにしている人もいなかった。

それでもぼくはグレンロイヤルの財布をこれからもずっと使っていきたいし、できることなら綺麗な状態で長持ちしてほしい。

エイジングも楽しみたいけれど、汚れで生地が傷んでしまっては元も子もないということで利用してみた。

対面でなく郵送で完結するサービス内容で、終始ホスピタリティに溢れた接客で安心して財布を預けることができた。

実際に利用してみて感じたことをまとめ。

  • 丁寧な作業をしてくれる
  • 希望を伝えることができる
  • 基本郵送でのやり取りなので楽
  • 仕上げに納得いかなかったら無料で再クリーニングできる
  • クリーニング料は高い
  • 仕上げまでに1ヶ月ほどかかる

料金が高額だったり、作業完了するまでに1ヶ月ほどかかるなどと余裕のなければ受けられないサービスかと思うが、これを上回るほどの仕上がりになっていた!

普段から触る財布だからこそその汚れには気付きにくい。ぼくの財布も返ってきた時にかなり生地のトーンアップしていて驚いたくらいだ。

あなたも気分転換に財布のクリーニングしてみてはいかがだろうか?

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