2021年にぼくは一体何を頑張ったかと聞かれれば筋トレと答えると思う。
平日の5日間は出社前に筋トレをする生活も、最初こそめちゃくちゃ辛かったけれど今でも続いている習慣のひとつになってくれた。
もはや筋トレをしない日がないとキモチワルイって思うようになったし、筋肉痛がない日は変に不安に駆られる一種の強迫観念のようになってしまうくらいに!
朝出社すると「この人マジで筋トレしてきてるの……?」みたいな目ももう向けられなくなり、もはやしてこない日が続くと逆に心配そうに見つめてくる。
そんなぼくが実際に出社前に筋トレ生活2年続けていて実感したメリットを紹介しようと思う。
仕事がはかどる

ぼくも最初半信半疑だった仕事前に運動すると効率が良くなるとかいうアレ。
世界の名だたる経営者なども実践していることで有名だけれどマジで仕事の効率がよくなると感じた。
筋トレを始める前は疲れて眠くなってしまうんじゃないかと思うけれど、全然眠くならない。むしろ目がギラつく。多分運動をすることによって完全に体が覚醒するんだと思う。
それと個人的には筋トレよりもランニングのような有酸素運動の方が覚醒作用が高い。
ランニングをしている時は当たり前だけれどiPhoneを見ている余裕なんてないし、音楽もほとんど垂れ流しのようになってまともに聴ける状態じゃなくなる。
そうなってくると集中して一種のゾーンに入っていく感覚になっていく。
この時にふと色々なインスピレーションなんかが降ってきて、仕事の解決策だったりブログのネタだったりが色々湧いて出てくる。
まあそれはメモしておかないと忘れてしまうようなモノも多いので扱いには注意が必要だけれど。
なので個人的には出社前に朝30分だけ早く起きてランニングをするのがオススメ。そしてランニングをするときの注意として自分なりにまとめてみた。
おすすめのランニングの仕方

多くの人は自分の走るスピードがわかっていないかんじがする。
ランニングをする時は息が上がってしまうよりも、心拍数を普段よりも少し上げるくらいの目的でしてみるとやりやすいと思う。
そんなあなたにとっておきのランニングのやり方を紹介。
- まっすぐ立つ
- 上体を前に倒す
- すると自然と足が突き出る
- それを繰り返す
どうしても「走ろう」という意識が強いと体に変な力が入って強張ってしまう。
そうなると自然なフォームで走ることができないので、つんのめるくらい上体を倒して自然と足が前に出るくらいのペースで走ると息も上がりづらいし楽に走ることができる。
水分補給はしっかりと

冬になってしまうと水分補給が少なくなってしまう人は多いのではないだろうか。
夏ほど汗もかかないし、お手洗いも近くしなってしまうということで水分を取るのを控えてしまう人も多いと思う。しかし水分を取らないでいると様々な体の不調が起きるのはみんな知っている通り。
それに筋トレをすると筋肉が回復のために多くの水分を蓄えようとするので、そういう意味でも水分補給はしっかりしていこう。
朝は体がめちゃくちゃ乾燥している。
寝ている間は寝汗や吐息で体の水分は持っていかれるので運動をする前はしっかりと水分補給をしよう。運動して喉が乾いてから飲むのではなくて、運動前にあらかじめ飲んでおくことが大切。
夜ぐっすり眠れるようになる

これはガチ。でも正直一長一短。
出社前に筋トレをするようになってから早寝早起き生活が習慣化されて、大体23時就寝の5時起床が染み付いてきた。
今は例の感染症の影響で飲み会とかが減ったので良いが、これが飲み会とかが多い平時だったら多分この筋トレ習慣も身に付かなかったと思う。
でも最近は感染症の影響も落ち着いてきてだんだんと飲み会も増えてきている。その飲み会の時でも大体22時を超えたあたりから猛烈に眠くなってしまうのはちょっとした弊害かもしれない。
あと早寝早起きの生活を身に着けると、ブログなどを副業としている人は特にしんどいと思う。とにかく夜眠くなる。
多くの人は仕事から帰ってきてそこからブログをやるかと思うが、夜の活動にことごとく眠気が襲ってくる。
もちろん睡眠時間はしっかり取るというのは前提なのだが、ブログからの副収入を考えている人は長期的な健康よりも短期的な収入の仕組み作りをしたい人が多いと思う。
学生や20代とかならデフォの体力でなんとかカバーできるかもしれないけれど、それでもキツいくらいに眠たい。
健康的であることは間違いないのだが、副業で頑張ろうとしている人にとっては眠気というのは天敵だよね。
食事に関してのストレスが減る

ぼくは大体朝1時間程度筋トレをしていて、メニューとしては30分筋トレして30分ランみたいな日が多い。
大体それくらいの活動量を手元のApple Watchで測ると大体400kcalくらいを消費するみたい。筋トレになると筋肉のダメージの補強分もあるので実質的な部分だともう少し多いはずだ。
400kcalくらいを朝のうちに消費してしまっているともうその日は何を食べても許される感が凄い。
お昼にラーメン食べても実質チャラだし、ドーナツも穴が開いているから0カロリーなのだ。
ボディビルダーを目指している人であればカロリー制限も必須なのだろうが、ぼくがやっているのはあくまで健康促進。
筋骨隆々な男性にはもちろん憧れるけれど目標ではないので好きなものを好きな時に好きなだけ食べる。
筋トレはカロリーの免罪符。食べるのが好きな人は筋トレをするべき!

毎日シュークリームくらいならノーカンにできる!
体温が高くなる

最近は某感染症対策の一貫で入室の前には検温を求められることが多くなった。
ぼくの通っているジムでも自分で検温するタイプのものなのが置かれており、せっかくなので体温のログをとってみることにした。
筋トレを始めた当初は36.1℃くらいが平熱だったのだが、今は36.6℃くらいにまでなった。おそらく筋肉量が増えたことによって体温が上がったのだと思っているのだが、実際のところはわからない。
とはいえ現状感染症対策としては体温を上げるのが最も効率が良いことで知られている。体温が1℃上がるごとに免疫力が30%アップするなんて話もあるくらいだ。
ウイルスに対しても強くなるなんて筋トレは向かうところ敵なし。
説得力が増す

もしボディビルダーと中年太りおじさんのどちらか一人を選ばないと言われた時あなたならどちらを選ぶだろう。
なんとなくボディビルダーなんじゃないだろうか。あえて中年太りおじさんを選ぶギャンブラーはさておき、筋肉があるというのはそのままその人の説得力になると思っている。
同じことを言われてもメタボリックおじさんとボディビルおじさんだったらやっぱり説得力は違ってくると思う。
好き嫌いはさておいて、実際に腹が凹んでいる方が有能そうに見えるのはもはや当たり前なのだ。
あと意外と体型変わらん
よく筋トレをすると「太くなってしまう」とか「ムキムキになってしまう」なんて思い込む人がいるが、もし本当にそういう人がいるのであれば本気で羨ましい。
ずっと続けてわかったことだけれどハタから見て「筋トレやってる!?」ってくらい気付かれるレベルにまで達するにはかなりの努力を要する。知り合いのボディビルダーからは

結果が出るまで2年はかかるわね

そんなに!?
ただひとつ補足すると明らかに引き締まってきているのは自分の目で見てもわかる。
ただそれは肩幅が広がったり腕が太くなったりしたおかげで、服を着たままではぱっと見そこまで変わっていないと思う。(自覚がないだけかもしれないけれど)
一朝一夕でボディビルダーが完成しないように、筋肉は長い年月をかけてじっくりと育てていく必要がある。
もし筋トレをして簡単にムキムキになれると勘違いをしている人がいるのであれば、2年続けてみてほしい。想像以上にムキムキになるのは長い道のりだと気づくはずだ。
とはいえちょっとずつ変化する自分の体型を見て、「もっと肩が欲しい!」とか「もっとお尻が欲しい!」なんて思うようになっているはず。
ボディメイクは簡単には終わらない。しかしそれ以上にあなたの内面はキラキラと輝き始めているはずだ。
怪我をする確率が上がる

朝に筋トレを習慣化しようと考えている人はひとつ注意してほしいのが、朝の筋トレは怪我をするリスクが高まるということだ。
人間の体内時計の関係で朝に筋トレをするのは非効率で、夕方の17時頃が一番体のパフォーマンスが上がるという研究結果も出ている。
朝は体も寝起き状態にあるので、起ききっていない体は急な運動で痛めてしまう恐れがある。なのでしっかりと準備運動を行って体を温めてから筋トレをしよう。
個人的におすすめなのは筋トレをする前に白湯を一杯飲んでから行うこと。内蔵から温めることで効率よく体温を上げて筋トレをパフォーマンスを上げよう。
とはいえ寝起きはテストステロン値が高いらしいのでので筋トレの効果としては高い。男性ホルモンとして知られるテストステロンは筋肉を付ける上でも有意に働いてくれるので、入念に準備をして朝トレを楽しもう!
創作意欲が下がる気がする
おまけでもうひとつ気づいたこと。
筋トレを続けると本当にメンタルが前向きになる。
そのせいかわからないけれど創作の意欲自体がどんどんと低くなる気がする。これは正直個人差が大きいとは思うけれど、ぼくの場合は今まで趣味で書いていた小説にあまり気が向かなくなってきた。
多分ぼくの場合、創作の種は”怒り”によるところが大きかったからだと思う。結構そういう負の感情ってクリエイティブにめちゃくちゃ影響を与えると思っていて、恥ずかしい話彼女に振られた時なんかは小説を書くことによって現実逃避をしていた面もある。
ただそれが筋トレをして気分が向上し続けることによって、そういう“怒り”が原動力のクリエイターに関してはそのパワーを阻害してしまいかねない。
自分の手がけている作品の源が”怒り”とかの負の感情によるものの人は筋トレを始める前に作品を完成させておこう。

とはいえハッピーな作品を作っている人は相乗効果ありそう!
出勤前に筋トレするメリットまとめ
つらつらと筋トレをするときのメリット書き連ねてみた。
出勤前に筋トレするのはそれだけでひとつの大きなタスクをこなしたという達成感から始めるのでメンタル的にも気持ちが良いし、ひと汗かいておくことでフィジカル的にも軽くなる。
今回紹介したのはざっとこんなかんじ。
- 自信がついて気分が前向きになる
- 仕事めちゃはかどる
- 健康的になれる
- 夜めちゃくちゃ眠くなる
- クリエイティビティが下がる(気がする)
スッキリした状態で1日を始められるので仕事ももちろんはかどるけれど、朝筋トレをすることで夜はちゃっかり眠くなる。
もし副業を夜遅くまでしている人がいるのであれば、朝に筋トレをしてしまうと眠くなって作業が思うように進まなくなってしまうかもしれないけれど、フリーランスの方やサラリーマンの方は是非とも取り入れてほしい習慣のひとつだ。
多くの起業家の間でも朝にトレーニングをする習慣を取り入れている人は多い。
彼らはこういうメリットがあることを知っているから習慣にしているんだなと身をもって体感できた。
これからも朝トレ生活を楽しんでいこうと思う。
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