「木曽駒ヶ岳」登山初心者が登る長野の百名山

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日本にはいくつもの”カール”がある。藪沢カール涸沢カール、そして立山の山崎カール

アイスをスプーンですくったようにえぐれた地形が特徴的なカールだけれど、一度そこに足を踏み入れると山々に囲まれている景色というのはなかなか味わえるものじゃない。

なんでも、そんなカールを手軽に楽しめる百名山があると聞いて早速登ってきたのでレポ。

その名も「千畳敷カール」

Han

初めてのカール! 楽しみ!!

目次

木曽駒ヶ岳 概要

千畳敷カールが有名が木曽駒ヶ岳。

百名山にも数えられる山だけれど、いったいどんな山なのか。簡単にまとめてみた。

項目情報
山の名前木曽駒ヶ岳(きそこまがたけ)
所在地長野県、岐阜県
標高2,965メートル
山域中央アルプス
山の特徴日本百名山に選定されている
周辺には美しい高山植物や絶景が広がる
多くの登山者に人気がある。
主な登山ルート木曽駒ヶ岳ピストン(千畳敷駅〜木曽駒ヶ岳
周回コース(今回登ったコース)
アクセス方法車:中央自動車道・木曽駒インターから登山口まで車で約30分
公共交通機関:JR飯田線・木曽駒駅からタクシーまたはバスを利用
注目ポイント雄大な千畳敷カールの眺望が最高
ロープウェイで一気に標高を上げられる比較的初心者でも登りやすい

千畳敷駅-木曽駒ヶ岳-濃ヶ池 周回コース

今回楽しんだコースは千畳敷駅から木曽駒ヶ岳を登って、そこから濃ヶ池に寄り道をするコース。木曽駒ヶ岳を表から裏までぐるっと楽しめる大満喫コースになっている。

コースタイムは5時間弱となっているけれど、これは登山口である「千畳敷駅」スタートからの時間なので注意⚠️

YAMAP
サクッと概要 🤔
  • 千畳敷駅
  • 乗越浄土
  • 中岳
  • 木曽駒ヶ岳
  • 馬ノ背
  • 濃ヶ池
  • 駒飼ノ池
  • 乗越浄土
  • 千畳敷駅

木曽駒ヶ岳 登山レポ⛰️

木曽駒ヶ岳は百名山に数えられる中央アルプスで、麓までロープウェイで行けることから初心者でも気軽にチャレンジすることができる人気の山。ロープウェイの駅から見える千畳敷カールは絶景で、山々に囲まれたような景色は四季を通じて様々な色彩を見せてくれる

さらには標高も3000mに迫っていて、乗越浄土から木曽駒ヶ岳までの稜線歩きはぜひ一度体験してみて欲しいくらいに気持ちが良い

10月のはじめ、仕事終わりにそのまま長野まで車を走らせて、木曽駒ヶ岳の駐車場まで。到着するともうすでに半分くらい埋まっていた。

千畳敷駅

今回ネックになるのは木曽駒ヶ岳に登るまでではない。麓の千畳敷駅に行くまでだ。

千畳敷駅に行くにはロープウェイに乗る必要があって、そのロープウェイに乗る駅までもバスに乗らなくちゃいけない。ぼくが今向かっている駐車場とはそのバス乗り場の駐車場ってわけ。

しかもバスとロープウェイは当日チケットを買わないと乗られないので、まずはそれを買うところから始まるわけなのだけれど、そのチケット売り場が信じられないくらい混み合うとのウワサ。

気合い入れて4時くらいに起きて早速車を出てみるとチケット売り場の列はすでに200人程度並んでいた。

まだ日も明けていないのにこの行列

1時間くらいかな? ようやくチケットを買えたと思ったら次はバスに乗るための列に並ばないとならない。これもまた200人くらい並んでいる(さっきのチケットの列の人がそのまま移動しただけ)ので、もうこの時点でだいぶ萎えてしまう。

正直ソロ木曽駒ヶ岳であるならチケット開幕合戦に行く必要なんてなくて、チケット売り場が落ち着いた時間帯(10時くらいとか)を見計らっていった方が良いと思う

日が昇る前にチケット売り場に並び、やがて鳥が鳴き始め、朝霧が晴れきったところでやっとバスに乗れた。このバスもロープウェイ駅までに大体30分程度くらい走らせる。乗ってロープウェイ駅の「しらび平駅」まで行くのだけれど、そこでもやっぱりバスに乗った人がそのままロープウェイ待ちしていたのでぼくも後に続く。

つまりは木曽駒ヶ岳に行くまでにはこういう行程を踏む必要がある。

  • チケット売り場
  • バス乗り場
  • ロープウェイ乗り場
Han

めちゃくちゃ並びます

ひとつひとつ待っている時間が長い上に、ロープウェイ乗り場なんかはわりかし標高が高いので夏といえど肌寒い。防寒着は多めに持っていった方が絶対に良い。

そしていよいよロープウェイに乗れたわけだけれど、そこからは千畳敷駅まで一直線。ぐんぐんと力強く登っていくロープウェイは眼下には紅葉が色づいていて、赤やオレンジの絨毯が広がっていた。

その上をするする滑るように登っていくとやっと千畳敷駅に着く。

ここから木曽駒ヶ岳の登山が始まる。

乗越浄土

もうとりあえず千畳敷駅でコーヒーを一杯のむことにする。

駅構内は売店が充実していて、トイレもしっかりと整備されたものだった。

売店の裏手には先ほどロープウェイで滑ってきた絨毯が広がっている。木曽駒ヶ岳の特徴的な千畳敷カールは一度おあずけで、ここまで来たロープウェイの通り道を眺めることにする。

色とりどりの紅葉がモザイクアートのようにいっぱいに広がっていて、秋はもうすぐそこまで来ていた。一服したところで、戻って千畳敷カールを眺めることにする。

駅をまっすぐ出ると、目の前には千畳敷カールが広がっていた。ぼくはあまりの絶景を目の前にするとこれはCGなんじゃないか? と思い込む癖があって、今回もまさにバーチャルの錯覚を引き起こしたことは言うまでも無い。

これからここを登ること、そして頂上に立った自分を想像する。きっと風は強いんだろうな、とか。

駅を出てすぐ目の前にある登山口には祠があって一度手を合わせておく。無事に帰って来れますように。

乗越浄土までの道のりはほとんどが切り出した岩のようになっていて、油断していると滑ってしまうので注意。人気の山なので老若男女多くの人がいたが、ぼくの目の前でちょうどその岩の階段で滑って転んでしまっている人がいた。ゆっくりと慎重に。

黒い点々のようなのは全部登山客

そんな道は千畳敷カールのてっぺんの窪みのところまで続いている。ジグザグに登る登山道は(八丁坂というらしい)ひたすら階段登りといったようなかんじ。

千畳敷駅でコーヒーを片手に談笑していた男性とここでお別れ。ぼくは先に乗越浄土を目指す。登山の中でも登りは好きな方だ。あまり理解されないけれど一歩一歩は小さくてもふと振り返ってみてみると思っていたよりも高いところに来ていたりする、その積み上げていった感が好きなのだ。

八丁坂を登り切るとそこは乗越浄土。今まで岩肌しか見えていなかっただけに頂上に出ると一気に視界が開けた。

遠くに見えるのは千畳敷駅

遠くに見える山小屋や、その向こうの中岳がすぐそこのように見える。

中岳

乗越浄土で小休止。

結構な急登だったので息も上がり、体もかなりヒートアップしている。頂上に出たことで風が強くなったけれど、今のぼくにはちょうど良い。石の上にマットを座布団のように敷いて水分補給と買ってきたバー・スナックを食べてみる。

自然な甘さがちょうど良い

八丁坂を登っている時はあまり気にならなかったけれど、今日はどうやら風が強いようだ。前髪がブワッと巻き上げられたり、食べているバー・スナックの袋が飛んでいってしまいそうになったりする。迂闊に立ち上がると、尻に敷いているマットも飛んでいってしまいそうだ。

風が大人しくなるまでの間に何枚か写真を撮ってみる。透明感のある空気と、澄んだ風は山登りの醍醐味。ここでしか味わえない空気の流れをとことん堪能する。

周りを見てみると遠くにかわいい赤い屋根の山小屋が見える。その向こうには中岳。そろそろ向かいますか。

砂利道の稜線歩き。だんだんと体も冷えてきた。今は10月なのだけれど、3000mくらい来ると体感ではマイナスいっていたような気もする。

途中岩場で写真を撮っている人たちがいたのでぼくも一緒に撮ってみる。

乗越浄土から中岳までは気持ちの良い稜線歩きになっていて、これがもし夏だったら最高なんだろうなとか想像する。この日も10月にしては暑い日だったので心地よかったが、流石に3000m級はのんびりしているといつの間にか冷える。

それでもやや緩やかな坂をのんびり登っていると次第に体が温かくなってくる。振り返ると乗越浄土が見える。かわいい屋根の山小屋が遠くに見える。

この日は本当に混んでいて、中岳の頂上はカラフルなウィンドシェルで彩られていた。ぼくはいつしかその色彩の一部になった。

周りが見渡せる中岳の頂上は中央アルプスを満喫するためには絶景のポイント。これまでいた乗越浄土と、これから行く木曽駒ヶ岳に挟まれて、この雄大な自然をしばし味わうことにする。

木曽駒ヶ岳

中岳から木曽駒ヶ岳に向かうには一度ガレ場を降りる必要がある。下った先には青屋根の山小屋があって、その前にはもうテントを張り始めている人たちがいた。

大きな岩がゴロゴロ転がっていてとても降りづらい。ゆっくりと慎重に降りるけれど、時折顔を上げて青屋根の山小屋と木曽駒ヶ岳を眺める。すぐそこにありそうな気がするけれど、きっとそんなことないんだろう。

青屋根の山小屋の近くの岩に腰掛けて浜納豆を食べてみる。気になって買ってみたけれど、完全に見た目がアレな割には味噌のような醤油のような独特の塩味がして美味しい。山に持っていく行動食は甘いものが多くなりがちだけれど、こういうしょっぱいものも本当は大切だったりする。

発酵系のしょっぱさがクセになる。塩辛とか好きな人はきっとハマる

息を整えてから木曽駒ヶ岳に登る。大した標高差はないのでゆっくり登る。途中振り返ると中岳の岩場を頑張って降りている人たち、青屋根のそばでテントを張る人たち、そして木曽駒ヶ岳に足をかける人たちが見えた。みんな同じコースだからか自分の軌跡を見ているような気分になる。

特に危ない箇所もなく、難なく頂上に着く。難なくといってもやはり3000mに迫る標高で、頂上は冷たい風が吹き荒んでいた。鳥居や祠には風が年中強いためか横向きに氷柱がなっていた。

この日の木曽駒ヶ岳頂上は記念撮影の列がすごくて、その順番待ちだけでも30分近く並んだ気がする。並んでいる間も容赦なく風は吹いてくるので防寒対策は大袈裟なくらいがちょうど良いかもしれない。ぼくは正直寒すぎて途中「写真とかもういいかな…」とか思ったりした。

頂上は風が強く、氷柱が横向きに張っていた
頂上からの景色。どこまでも見渡せる絶景

無事撮影も終えて、あとはここから馬ノ背を通って濃ヶ池に向かう。この馬ノ背、とにかく心地よいコースだった。

濃ヶ池

めちゃくちゃ気持ちよかった稜線

木曽駒ヶ岳で一息ついたあと、そのまま馬ノ背コースに突入する。

心地の良い稜線歩きで、天気にも恵まれて本当に爽快なハイキング。頂上で写真待ちしていた間あれだけ寒かった気がしたけれど、一度動き出して体が温まるとなんて事はない。むしろ心地よいくらいで、ずっと歩いていたいような、そんな気さえしてくるのだった。

ずーっと景色の良い稜線をひたすらに歩くのだけれど、休憩するようなひらけた場所はあまりない。途中岩場があったりして、そこに腰掛けて休憩している人がいたけれど、そこまで広くない登山道なためにあまりここで休憩しても他の登山客の邪魔になってしまいそうだった。

一気に渡り切ったあと、分岐を経て濃ヶ池まで。

到着した時には誰もいなくて、大抵の人は木曽駒ヶ岳に登ったら折り返しのコースを楽しんでいるようだった。

と言うことで自分は存分に濃ヶ池を楽しむことに。ここまで降りてくれば寒い風もさほど当たらず、池の水面も揺れるくらいで美しく木曽駒ヶ岳を映していた。

ぼくは持ってきたヘリノックスのチェアを使ってここでランチにすることにした。

バーナーに火をつけてお湯を沸かす。半分はコーヒーを淹れて、もう半分でジャンバラヤを炊いてみる。炊けるまでの間のんびりと過ごしてみると、遠くからガーガーと何かが鳴いていた。きっと雷鳥だろう。姿は見えないけれど、多分どこかでぼくたちのことを見ているのかもしれない。

ジャンバラヤが炊けたのでひとくち食べてみる。生米を使っているからかお米がおいしく、またスパイスも効いていて疲れた体にとても沁みた。ちょっと水が少なかったみたいでお米がアルデンテだったけれど、それでもとても美味しく食べられた。

食べ終わったクッカーは水で焦げをこそぎ落としてちょっと苦い水を飲んだ。だんだんと雲が出てきて日が傾いてきた。そろそろ帰り支度をしよう。

駒飼ノ池

ここからは帰り道。

ジャンバラヤのスパイスがだんだんと効いてきてお腹の辺りがぽかぽかと温かい。気温が低い山はこういう体の内側から温めてくれるようなランチがいいのかもしれないな。空は雲が出てきて日が出たり入ったりする度に辺りは色彩を失ったり、秋の鮮やかさを取り戻したりした。その度に風の厳しさが変わって、きっとジャンバラヤ食べていなかったら凍えていたと思う。

駒飼ノ池へ向かう途中はなんというか結構エキサイティング。

岩場があったり、ハシゴがあったり結構野生み溢れる登山道となっており、人も少ないのでのびのびと山登りを楽しめる。(帰りの時間としては遅かったのもあるかも)

途中雲の中に入ったようで辺りはモヤのようなものがかかっていて、その中でも岩の隙間を縫うように流れる川だとか、山頂からこちらに向かって差す陽光だとかとにかくどれもが神秘的だった。

水に触れてみた。納得するくらい冷たかった。冬はもうすぐそこまで来ていた。

乗越浄土

初めに迎えたピークの乗越浄土まで戻ってきた。

ここまでくると眼下にはロープウェイで登ってきた千畳敷駅が見える。雲触れそうな場所にあって、自分が立っている場所が3000mに迫る場所だということを思い出す。

山登りというのは不思議なもので、山頂に立った瞬間の達成感は大きいが、その後の下りのことを覚えていることが少ない。きっと疲労とか、安堵感とかそういうもので頭がボーッとしているからだと思っているが、この瞬間の乗越浄土はよく覚えている。

日が傾き始めて、千畳敷カールは影に身を潜め始めた。カールの中でも突き出しているピークはまだ影の手から逃げ延びていて、陽光を弾き返すように赤く、鋭く輝いていた。

後から知ったのだが、この夕焼けに輝く様子をアーベントロートと言うらしい。モルゲンロートしか知らなかったから意外だったけれど、確かにこれは名前をつけたくなる美しさだった。

ひっそりとした影から伸びる煌々としたピーク。これ以上のものはないくらいのファンファーレをもらった気がした。

千畳敷駅

乗越浄土のアーベントロートに見惚れているうちに千畳敷駅まで降りてきた。

ここではロープウェイの待ちが発生していて、スタッフの人が整理券を忙しなく配っていた。ぼくもそれを受け取ると400番台だった。これはどれくらい時間がかかるか? と尋ねると

「だいたい2時間後くらいですね〜」

まじ? 今大体16時くらいだけれど、18時くらいまでロープウェイにすら乗れないの? 正直千畳敷カールの事舐めてた。帰りの時間がかぶるとここまで混雑するだなんて思ってもいなかった。

とはいえ待つしかないので千畳敷駅の中の売店で過ごすことにするが、この中も本当にごった返している。

ロープウェイ待ちの人々で広くない売店でひしめき合っているのだが、それでも少し寒いくらいにここは冷える。混雑を嫌がって外で待つにはぼくの装備では心許ない。

仕方なくコーヒーを一杯買って、ベンチで休むことにしたが、そのベンチも座ること叶わないくらいに激混み。しばらく立って外を眺めていたのだけれど、この寒さの中でもテラス席でブルブル震えながら待っている人たちもいた。

千畳敷カール。人気ゆえにかなりハードな山だなと思った瞬間だった。

それからは相席になったお姉さんと談笑したり、冷めたコーヒーをいつになくゆっくり飲んだりしているうちに18時を過ぎて、ぼくの整理番号が呼ばれた。

辺りはすっかり暗くなり、凍えるほどに寒い千畳敷の駅を後にする。ロープウェイに乗るまでの道中がめちゃくちゃ寒かったので、これから登る人はしっかりと防寒をしていくことをオススメする。

ロープウェイで「しらび平駅」まで着く。ここでバスに乗り換えるわけだけれどここも待ち場所は外になるのえまあまあ寒い。ただバス自体はそこまで待つことなく迎えに来てくれたのでそれに乗り込む。

暖房が効いていて、バスの揺れも相まって気絶するように眠ってしまった。これにて千畳敷カールは終了した。

登ってみた感想

千畳敷カールに行く道中はマイカー規制されているのと、登山口まで行く方法が実質的にひとつしかないのでとにかく混み合う。この混雑は相当なもので、下手したら登っている時間よりも向かうまでの時間の方が長くなることもあると思う。

めちゃくちゃ余裕を持って向かうか、山行自体を短縮させるかしか方法はないと思う。(ぼくの山行プランの一周コースは日帰りにしては結構タフな行程になると思う)

とはいえ駅に着いた途端に画像でよくみる「千畳敷カール」が目の前に広がる様子や、馬ノ背の稜線歩き、濃ヶ池の静寂と駒飼ノ池の神秘的な情景、どれもが圧倒的で、その絶景がずっと続く。

これは人気出るよな、と変な納得をしてしまうくらいには素晴らしい山行になっているので、行ったことない人はぜひチャレンジしてみて欲しい。

近くの温泉 「早太郎温泉 こまくさの湯」

木曽駒ヶ岳での登山を楽しんだあとは登山口からほど近い「早太郎温泉 こまくさの湯」がおすすめ。

ゆるキャン△の聖地でもある温泉なのだけれど、営業時間が短いので要注意 ⚠️

こまくさの湯
名称早太郎温泉 こまくさの湯
営業時間10:00~21:00(最終入館20:00)
定休日毎週水曜日
料金大人一名 700円 (2024年5月6日現在)

これから木曽駒ヶ岳に登る人へ ⚠️👀

木曽駒ヶ岳に登ろうと考えている方々へ、実際に登ってみたかんじから注意した方が良いことを3つにまとめてみた。

ソロ登山する場合はチケット並ばない方が良い

バスのチケット売り場とバス乗り場で二つ列ができる。チケットは当日券しかないのでまずはチケット売り場に並ぶわけだけれど、そのあとにバス乗り場に並ぶとめちゃくちゃ時間かかる。なのでグループで行ってチケットの列とバスの列で手分けして並ぶと効率良く登山ができると思う。

帰りのロープウェイは整理券が配られることがある

待ち時間が長く、駅内はどんどんと冷えていくので上着を余分に持っていった方が良い。実際自分は待っている間持ってきた装備だと寒すぎてガタガタに震えていた。

頂上は体感気温マイナスに行くので行動着は慎重に!

ひいても3000mに迫る山なので頂上付近はかなり寒くなる。体感としてはマイナスはザラで、この日は-5度くらいをマークしていたかな?

備えあれば憂いなしと言うように、大袈裟なくらいの準備をしていくことがオススメ。

百名山3/100⛰️を終えて

月イチで百名山を登っているけれど、そのどれもが絶景で、そのどれもが個性的でより一層山の魅力にのめり込みそうな感じがしている。

ただ山って登れる期間が限られていて百名山自体も日本各地にあるわけだから1年の間でも行ける山は実は限られていたりする。そんな中でも木曽駒ヶ岳の混雑具合をみるととても人気の山であることが伺える。

木曽駒ヶ岳はとにかくひとつの山行で様々な体験ができる山で、稜線歩きや樹林帯歩き、ピークや池など見所がたくさん。

正直今朝はめちゃくちゃに並ばされて萎えていたけれど、帰りにはそんなことどうでも良いくらいには気持ちが晴れやかになっていた。

Han

千畳敷カールのスケールデカすぎて圧倒されました!

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