無垢の木で作ったデスクは傷がつきやすいらしい。
この間作ったデスクは栃の木で作ったわけだけれど、いくら硬い木といえどやっぱり長く使っていきたいので日頃のダメージは最小に抑えたい。
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それになんとなく優しい雰囲気が漂っていてもっと男性的なシブいデスクにしたくなったってのもある。
デスクもナマモノであるからなるべく大切に使っていきたい。そこでMIWAXのデスクマットは品質も良く、安価に導入できるので実際に購入してみた。
MIWAXのデスクマットとは
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今回のMIWAXももちろん日本製。1946年創業のMIWAXはデスクマット専門としてそのノウハウを確立してきた。生産工場も国内にこだわっていて、まさに日本の技術産業の一端を担う会社だ。
安心の日本製
ぼくはいつも同じようなものを買うときには日本製のものを買うようにしている。もちろん国外のものでも品質の良いものはいくらでもあるが、それでもぼくは日本人だし、日本の産業を応援していきたい気持ちから日本製のアイテムをなるべく買うようにしている。
カラーバリエーションも豊富
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MIWAXのデスクマットは全部で12色展開されている。ぼくはこの中の「03 Dark brown」を購入したが、実際に見ると本革に負けないくらいの光沢があり、高級感にあふれている。
このデスクマットはそのカラバリの豊富さから写真撮影するときの背景としても使えるようだ。特に「07 Yellow」なんかはかなり写真映えしそうだし、「10 Turquoise blue」でブツ撮りをしたらかなりいい感じに撮れるんじゃないだろうか。比較的安価だし、ぼくも背景用でもう一枚購入しようかと考えている。
サイズのオーダーもできる
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Copyright MIWAX
MIWAXではサイズオーダーも受け付けている。横幅や奥行きはもちろん、角も丸みまで対応しているので、自分のデスクにピッタリなデスクマットを作ってもらえる。
小物置き用の小さなマットや、ブツ撮りに使う背景用などにはこのサイズオーダーは重宝しそう。
質感とサイズ感
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2000円とは思えないくらいに風合いが良い。さすがに本物の革と比べると少し劣るが、それでも普段使いする分にはいいかんじ。
コバもこの通り綺麗に整えられている
コバ(革製品のフチ)もこの通り綺麗に整えられている。これはMIWAX社が熱融着という技術を使って作成しているらしい。この薄さながら5層構造になっているとのことで、その技術力の高さがうかがえる。
高価な革製品でもここの処理が甘いものもたくさんある。しかし、2000円という安価にもかかわらずしっかり妥協せずにコバを整えているのはMIWAXの製品に対する誠意を感じる。
質感は日光と電球とでここまで変わる。
普段は部屋で使うことが多いデスクマット。とはいえしばらく使っていると昼と夜とで違う表情を見せてくれることに気が付いた。このように時間とともに表情が変わるのも高い風合いを持つMIWAXのデスクマットならではだろう。
日光の下で使っているとき
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電球の下で使っているとき
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日光に当てられている時と白熱電球の時とではその艶やかさが変わってくる。ぼくは白熱電球の下で使っているときの艶がとてもいいと思った。
このようにデスクで使っているものが時間帯でまた違った表情を見せてくれるのはモチベーションを上げてくれるし、作業を長時間していても楽しく過ごせそう。
裏地もつけられていて、触り心地はサラサラしている。
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裏地は触ってみるとサラサラしていてこれ自体にすべり止め効果自体はなさそう。ただ、別で「ずれ防止シート」も付いてくるので、使う場所が固定で決まっている方には重宝しそうだ。
ぼくは移動やデスクの上の整理なども頻繁に行うので、あえてシールは使わないでマットを敷いている。ずれ防止シートを使わなくても作業中にズレて集中力が削がれることはなかった。
ロゴは控えめ
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MIWAXのロゴは右下にひっそりと刻印されている。
デザイン的にもスッキリと無駄がないので、作業中に気になるといったことはない。後述するが、このマットはブツ撮りの背景としても優秀なのだが、それはこの小さなロゴが映り込みにくいというのも理由の一つだと思う。
サイズ感について
サイズは公式で620mm×300mm×0.9mmとされている。
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とはいえ数字だとイメージしづらいので色々載せてみた。
Macbookとメモ帳とiPhone。
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ぼくがいつも使うときには大抵こんな感じで使っている。
まだまだ余裕があるし、キーボードを叩くときにはマットの余白部分をパームレストにして使っている。革の柔らかさが直に伝わって、以前と比べて疲れにくくなった気がする。
テンキーつきキーボードとマウス
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デスクトップPCを使う人はこのような使い方になると思う。
大型のテンキーつきキーボードとマウスを載せてもまだこれだけの余裕がある。マットの上で光学式マウスは問題なく動作するし、変な引っ掛かりもない。それにマウスパッドと異なり、手を直接デスクマットに載せることからマウスパッドのフチに手が当たって気になるなんてこともない。
デスクマットの上で書き物するとこんなかんじ
デスクマットの上で書き物をするとどうなるのか。ツバメノートのメモ帳を使って直接MIWAXのデスクマットの上で様々なペンを使って書いてみた。ツバメノートの紙質はとても優れているので、普通の印刷紙などでは結果がこれとは違ってくるかもしれない。
鉛筆
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紙が少しへこんでしまっているのがわかると思う。書き味はやはり少し柔らかくなるが、特に引っ掛かりなどは感じなかった。
ボールペン
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鉛筆と同じで紙がへこんでしまった。特にボールペンの場合、押し付けて書くので鉛筆と比べてもよりへこんでしまっている。今回使ったボールペンは0.7mmなので、これよりも細いものを使うと裏抜けや最悪の場合破れなどにつながるかもしれない。
万年筆
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今回試した3種類の中で一番書きやすかった。というのも、万年筆の書き方は紙の上を滑らせるように書くので紙がへこむようなこともなかったとも思う。とはいえデスクマットの上で書くと多少書き味は柔らかくなる。好みとは思うが、筆圧が強い人などはデスクを守るためにもデスクマットを敷く方がいいと思う。
ただ、試してはいないがカッターマットとして使うのはやめておいた方がいいと思う。このデスクマットは何より薄いし、革製品だ。カッターを使った作業がしたいなら、同社でカッターマットが販売されているのでそちらをオススメする。
ブツ撮りの背景としても使える
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ぼくが普段使っているクールグリースのスペリオーレというポマードと、ちょうど食べていたパイの実を使って写真を撮ってみた。
ポマードの方はデスクマットの質感と相まってかなりその男らしい魅力がグッと引き出せているのではないだろうか。パイの実の方はなんだかビター・チョコレートを使っているかのような雰囲気になった。
もちろんこの他にもMIWAXのデスクマットはそのカラバリが豊富なので、モノに合わせたマットを購入するのもいいかもしれない。実際に物撮りの背景として利用する人も多いのだそうだ。安価で質感も良いので、デスクマットはもちろん背景用としても活躍してくれるので一石二鳥。
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オトナの雰囲気グッと漂う……っ!
思ったよりも薄手。その分シワになりにくい
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デスクマットも送られてくるときには丸められて送られてきた。半日もデスクの上で放置してしまえば真っ直ぐになるくらいに薄手。かと言ってチープさは感じない。
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最初こそ、デスクマットを丸めて発送するなんてと思ったが、その技術力と品質の高さに自信があるからこその梱包なのだろう。少しシワになったくらいではデスクの上においておくだけですぐにシワは伸びるくらいのしなやかな製品になっている。
デスクの整理に便利
ブログをやっていると、「ああ!あの写真を撮り忘れた!」なんてことがよくある。そんな時はこのデスクマットの端を持ってそのまま上に載っている物ごとズルズルと移動させることができる。
急に違う作業をしなくちゃならない時とかに便利だなと思ったが、そもそもそれは使っているデスクの大きさに左右されるので、大前提として大きなデスクで使うときのTipsだ。
合皮なので飲み物をこぼしてしまっても平気
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合皮のデスクマットの魅力といえばその手入れのしやすさだ。
本革のデスクマットではコップが結露してしまったときの水分や、飲み物などをこぼしてしまった時はすぐに拭き取らないとシミになってしまう。
しかし、このデスクマットは合皮になるので撥水性といい汚れても拭き取れるという手入れのしやすさはピカイチ。毎日触れるデスクマットだからこそ、手入れのしやすさはかなり大事な要素になる。
使っていて感じた気をつけるべきポイント
エイジングは楽しめない
MIWAXのデスクマットは塩ビ素材で作られた合皮になるので、本革のように使い込むほどに風合いが変わるエイジングは残念ながらしない。
とはいえ買ってすぐにこの風合いを楽しめるのは合皮のいいところだし、そもそも安価なので本革を使った高価なデスクマットと異なりかなりヘビー・ユーズできると思う。汚れてしまったらまた買い替えるくらいに使った方が精神衛生上にも良い。
直射日光に弱く、置き場所が限られる
塩ビの特性として直射日光に弱いところがある。
長い時間直射日光に当てられると劣化の原因にもなるのでなるべく避けたいところ。なので直射日光を避けてデスクの配置を考えなくてはなならないのはデメリット。正直ここまで安価であれば、そんなことを気にせずに太陽が見える心地よい場所にデスクを置いて作業をした方がはかどると思うし、この商品自体も安価なのでもし劣化してしまったら買い替えてしまえば綺麗に使えていいのかもしれない。
ノートPCを置くと排熱に問題がある
これはデスクマット全般に言えることだが、CPUなどの熱を発する機械をデスクマットの上で使用していると排熱がうまくいかずにパフォーマンスが落ちることがある。
実際にぼくはMacbook12インチを使っていて、ファンレスモデルのこのノートPCは本体が熱くなるとパフォーマンスを落としてそれを解決しようとする。冬場はいいかもしれないが、春先や秋口でも使い方次第では使っているPCのパフォーマンスが落ちてしまうかもしれない。
もし使うのであれば、熱をあまり発しないキーボードやマウスが一番見た目も含めて相性がいいと思う。もし自分のデスクにデスクマットを置こうと思っている人で、ノートPCを上に置いて作業をしようとしている人がいたらそこは気をつけてほしい。
まとめ
デスクで作業をする時にはやっぱりお気に入りのアイテムと一緒に作業をした方がはかどる。その中でもこのMIWAXのデスクマットは安価でかなり自分のデスクに取り入れやすいものなのではないだろうか。
見た目ももちろんいいが、モチベーションを上げてくれるアイテムを取り入れると自然と作業効率が上がるような気もする。もし、なんだか自分のデスクがマンネリ化してきたなと感じてきたらこのデスクマットを導入してみてはいかがだろうか。
きっとなんだか自分が仕事ができるオトナになれた気がして今までよりももっと集中できるかもしれない。
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