ぼくはかれこれ2年以上朝5時に起きて会社に行く前に筋トレする生活をしている。
少し前までのぼくだったら「ちょっと怖い人」認定していたようなバイタリティな習慣なわけだけれど、もちろんこれを続けていられるのはモチベーションの保ち方にある工夫をしているからだ。
今回の記事は筋トレが続かない人や、ジムに行こうとしているけれど続けられるか不安という人に向けて紹介していこうと思う。
気合いで乗り切るよりも現実的なものを集めました
友達を驚かせたいから
これ。ぼくを2年以上突き動かしているのはまさにこれだけ。
まずそもそもぼくは昨今の新型コロナウイルスが流行り始めてからジム通いを始めた。今までの生活が一変して居酒屋を始めとして人が密集するような場所がどんどんと少なくなった。
こうなると普段から仲良く遊んでいた友人とも気軽に会えなくなってしまう。
まだその頃は2年くらいしたらある程度落ち着くだろうという希望的観測の元、2年後に久々に友人に会ったときに何かインパクトを与えようと考えた。
めっちゃ有名になっているとかめっちゃ稼ぐようになっているとか色々考えたけれど、単純に
あれ? ムキムキになってたら面白いんじゃね?
と思ってそこから筋トレに勤しむようになった。
とはいえ世間はコロナの影響でジムが目の敵にされていた。だからと言って自重だけで2年後にムキムキになれるかと言われれば疑問が残った。
そこで考えたのがジムに人の少ない朝に筋トレをしてしまおうということだった。
ぼくの性格的に仕事終わりだと「お腹が減った」だの「疲れた」だので結局行かなくなるのは目に見えているので、そのような言い訳の効かない朝にいくことにしたわけだ。
そんな生活を1ヶ月ほどしたときに早速実感としてあった筋トレのメリットは、やっぱり人間には運動が不可欠だと感じた瞬間だった。
筋トレを続けていったおかげで気づいたメリットはこちらでも紹介している。
そんなこんなで「友達を驚かせたい!」というエンターテイナーの矜持と、「筋トレ気持ちいい!」という相乗効果で2年以上筋トレを続けられるというわけだ。
しかしながらぼくも時々「筋トレめんどくさいなあ」と感じることがある。そんなときにはしっかり休むのも大切だが、一度休むとなかなか再開できないのもまた事実。
そんな簡単に辞めてしまわないようにぼくはひとつ意識していることがある。
朝トレを習慣化する
コレ。朝トレを習慣化するのが個人的には一番オススメ。
仕事終わりだと残業とか飲み会とか急な予定が入り込んだりするが、朝にそれは起きづらい。朝ほど時間の融通の効く時間帯は他にないのだ。
それに朝は眠たい。本当に眠たい。絶対ぼくは夜型だと思う。むしろ眠たいからこそ何も考えずにただ歯を磨いて着替えてジムに行くという習慣付けがしやすいとも言い換えられる。一度付けてしまった習慣は何も考えずに体が勝手に動いてくれるのでまずは1ヶ月続けてみる。
それと習慣化するコツとして順番を守ることが大切になる。
順番とは〇〇をしたら次は▲▲。▲▲の次は□□。という風に全ての行動の順番を決めてしまうこと。
例えばぼくの場合だと朝起きたらまずはお湯を沸かす。沸かしている間に歯を磨いて、顔を洗う。顔を洗ったらコーヒーを淹れて、冷ましている間にプロテインの準備をする……etc。
この時点でちょー眠い
まだ眠い。まだ二度寝したい
眠いままジムへ行く。これが一番効く
「今日ジム行こうかなあ。どうしようかなあ」という悩む時間を挟まないこと。ぼくもそんな風に考えた瞬間にジムには行かなくなる。悩む前に自宅を出る。悩む前にジムに行く。というよりもジムに到着するまで習慣化できればベストだ。
仕事終わりに筋トレは絶対に疲れたとかお腹すいたとかで行かないので朝がオススメ。歯を磨いたらそのまま筋トレに行くくらい無心で習慣化する。
朝ご飯にプロテインを飲んでなんとなく筋トレモチベを上げるのもアリだと思う。
筋トレと相性の良い趣味を見つける
個人的に筋トレを続けていてよかったと感じる場面は多々ある。
そんな中でも特によかったのが筋トレと相性の良い趣味を見つけることだと思う。筋トレをしていてもその成果というのは分かりにくいもの。そんなときにこんな趣味を始めてみると「筋トレやっててよかった〜」となること間違いなし。
サウナ
最近ブームのサウナ。そんなサウナを楽しむためにも筋トレを頑張ってみるのはいかがだろうか。
もちろんサウナにいる人は一糸まとわぬありのままの姿になっているために筋トレの成果がモロに出る場所。
それに日本人はジムに行く習慣がない人がほとんどなので、引き締まった身体をしているだけで周りよりも頑張っているという自己肯定感を高めることができる。
そういえばこの間サウナの”ととのい”で自分なりの答えを見つけたのでこちらも興味があれば。
バイク
バイクはまさにオトコの趣味ワールド。
そんなワールドにはやっぱりワイルドに決めた方がサマになる。筋トレをしてガタイがいい方がバイクに跨った時に人馬一体のどハマりすること間違いなし。
それに車と違いバイクは身体がむき出しになる分ライダーの姿がよく見える。バイクがかっこいいのにライダーがだらしなかったらどうだろうか?
やっぱりカッコイイバイクにはそれよりもかっこいいライダーに乗っていて欲しいものでしょ。
ファッション
筋肉が極上のファッションなのでもう最強
もはや言わずと知れた”筋肉が一番のファッション”。
最近やっと理解したのだが、この言葉筋肉がついている人は何を着てもサマになるという意味だけでなく、洋服に無頓着な人でもムキムキなだけでカッコよく見えるという意味も持っていることに気が付いた。
確かにぼくも筋トレを2年も続けていると今まで着ていた服とかも入らなくなってくる。そうなるとやっぱり新しい服を買ったとしてもすぐに身体が大きくなってしまってまた窮屈になってしまう。
そんな風に何度も買い替えるのはあまりにも勿体無いということで、そこまで高くないシンプルなTシャツを買ったりするのだが、それがなんともしっくりくる。
特に最近だと男臭い服にハマっているのでヘンリーネックのTシャツをよく着ているが、これがまた筋肉との相性が良い。
その辺にある洋服でもそれなりに見えるのは筋肉のおかげだと思う。
周りに公言する
筋トレを始めたことを周りに宣言するのもひとつコツ。
こうすることで自分を追い込んでやらざるを得ない状況を作り出す。
例えば職場の同僚に話したりすれば「今朝筋トレ行ってきたの?」みたいな話のネタにもなるし、「今朝も脚トレしてきたよ!」となればめちゃくちゃ奇怪な目で見られること間違いない。
しかしこの目も最初の3ヶ月くらいは周りはあなたに期待していないことがなんとなくわかると思う。
どうせすぐやめているだろう
みたいな感じが最初はヒシヒシと伝わると思うが、これを乗り越えて半年間やっていれば
この人マジ???
みたいにテンパり始め、1年続けば
マジですごい人
になり、2年続けていれば
頭のネジをジムに忘れてきた人
になれる。
しかしながら2年も筋トレを続けているとある相談をされることが多くなる。
”ダイエット関連”だ。
ダイエット関連で相談されることが多くなる
ダイエットを考えているけれどオススメの方法ない? とか自分も筋トレを始めたいんだけどジムってどんな感じ? みたいな感じで周りを巻き込んで健康意識を高めることができる。
2年も続けていると筋トレはただ重いものを持ち上げるだけではない複合的な要素を持つ高度な活動であることがわかると思う。
例えばプロテインひとつとっても、ホエイやソイといった動物性・植物性などの違いやその吸収効率の違いや飲む時間帯、タイミング、量や何で割って飲むかなど気をつけなくてはならない要素はとても多い。
もちろん最初はわからないわけだから調べつつ、半ば人体実験みたく色々試してみて自分の中の最適解を求めるようになる。そうなるとただ数打ちゃ当たる戦法だけでなく、精度を高めるためにも理論にこだわるようになってくる。
理論を構築するには知識が必要だ。そこで生理学や栄養学といったものに少しずつ手を出すようになっていくわけ。
そんなこんなでただの筋トレオタクというよりも”健康商材にハマっているマルチ会員”的な若干のやましさを孕んだ知識人が出来上がる。
よく脳みそまで筋肉でできているなんて揶揄されることが多いが意外とトレーニーは勉強をして筋トレに臨んでいることがわかるんじゃないだろうか
まとめ
筋トレのモチベーションを保ち続けるのは本当に難しい。
自分のやる気だけを頼りにして筋トレを続けるのはあまりオススメできない。習慣化するのが一番続けられるコツだと思うし、何よりその日の気分に限らず筋トレを続けることができる。
筋トレは何よりも質よりも量だと考えているので、歯磨きのようにやらないと気持ち悪いってくらい習慣化できるのが理想だと考えている。
今回紹介した筋トレのモチベーションを保つ方法はこんな感じ。
- 友達を驚かせよう
- 朝トレを習慣化する
- 筋トレと相性の良い趣味を見つける
- 周りに公言する
まあモチベーション云々よりも、単純に気持ちいいから続けられる人もいると思う。でもその筋トレの「気持ちよさ」って気がつくのにも時間がかかるので、それまでは今回紹介したような方法でぜひトライしてみてほしい。
筋トレは単純に気持ちいいよ!
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