2022年はみんなはどんな年になっただろうか。
新しい感染症もワクチンの台頭で終息が見えかけたかと思ったらなかなかうまいこといかず、2021年と同じように自粛・マスク・行動制限とぼくたちの生活は大きく変わってしまった。
今までの人と人が関わり合うつながりのようなものが見えづらくなった世の中に寂しさを感じる部分もあれば、ひとりの時間を大切にして、次とないこの環境を活かして自分を見つめ直すいいきっかけとなった方もいたんじゃないだろうか。
ぼくといえば2022年は相も変わらず本を読んだり映画を見たり、たまにこのブログを書いたりとのんびりとした一年だった。そんな中でも毎年ひとつは新しいことをやるという自分の中でのチャレンジ精神みたいなやつを奮い立たせたこともあった。
そんなぼくが紹介する「THE BEST」だけれど、今回も音楽や映画のコンテンツをはじめとして、「買って良かったもの」「やって良かったFeature」を紹介していく。
去年の「THE BEST 2021」と比べて見ても面白いかもしれない。
THE BEST Feature
リナビスで財布クリーニング
最近はキャッシュレス決済ばかりで財布を出す機会がめっきり減ったけれど、それでもぼくは革の財布を愛していきたい。
特にぼくが使っている財布はグレン・ロイヤルの長財布。ブライドルレザーを贅沢に使用した革製品は屈強でありながら素直な経年変化を見せてくれる。
しかし毎日使用していてはやっぱり汚れが目立ってくる。そんな時にお願いしたのがリナビスの財布クリーニングサービス。
結果から言うと、ぼくの財布は色素沈着のような黒ずみができてしまって購入当初のような状態には戻すことはできなかったけれど、前々から不調だったririファスナーや、小銭入れの中の毛羽立ちと汚れ、細かいところまでしっかりとクリーニングされた丁寧な仕事にとても感動した。
財布を洗うなんてなかなか自分ではできないので2023年に試してみてはいかがだろうか。
THE BEST Buy
BarbourのBEDALE
最近はこればっかり着ている。
イギリスの王室御用達の3つ星を獲得したBarbour。その中でもベストセラーとなっているのが乗馬用モデルのBEDALE。
乗馬なんて現代日本でできる場所なんて限られているが、そんなことどうでもいいくらいにこのジャケットはカッコいい。何よりBarbourの代名詞でもあるオイルド・ジャケットの醸し出す唯一無二の雰囲気に完全にやられてしまった。
上着としての機能ははっきり言ってかなり低いが、その出立ちや歴史的背景、そしてリプルーフをすると一生、ないしは孫の代まで引き継ぐことができるという謳い文句は一生モノ・コレクターとしては外すことのできない名作だった。
一年ほど着てみて周りの評判としては「競馬場にいるオッサン」「パチンコにいつもいそう」「農家?」など散々な言われようだったけれど、ぼくとしては大満足。なんせ総じて野暮ったいということだから。
Barbourをシティー・ボーイ御用達のマスター・ピース的な何かと考えて購入すると痛い目を見ると思う。なぜならどれだけコーデを工夫したとしてもBarbour特有のこの野暮ったさ、垢抜けなさが強烈だからだ。
またしばらく着てみてエイジングが出てきたら記事にでもしようと思う。今日も今日とて「競馬場のオッサン」だなんて言われながらBarbourを羽織って出かけよう。
THE BEST Movie
Dancer in the Dark
2022年のベストというよりももはや人生ベストとでも言うべき名作と出会ってしまった。
鬱映画と名高い「Dancer in the Dark」
鬱映画大好きなぼくとしてはあまりにも刺さりすぎて今後この映画を超える作品が果たして現れるのか不安になるくらい。
ただこの映画はやはり万人に勧めるようなものではないけれど、一見の価値は間違いなくある。むしろ、人生でこの映画を見ずにして終えることこそ鬱だと思うくらいには名作であることは間違いない。
視聴するときはなるべく心が元気な時に見てほしい作品。
そして見てしまった人はぼくのnoteをどうぞ。dancer in the dark愛が所狭しと敷き詰められた珠玉の記事です。
THE BEST Music
Maika Loubté
東京出身のトラック・メイカーでフランス人の父と日本人の母を持つトリリンガル。幼少期から10代は日本とフランスで過ごし、居住を転々とする彼女はクラシック・ピアノを弾くことがアイデンティティになっていた。
クラシックを愛好する父のもとでポップスへの強い憧れをもち、自身で作曲することに。14歳から始めた作曲活動はいつしか中古のシンセサイザーを使ってエレクトロニクスとポップスを融合させたようなオリジナリティ溢れる色に。彼女の持つ国際色豊かな背景と、音楽の王道であるクラシックに精通していること、そして強いポップスへの憧れ。それからがミックスされた音楽はトレンドに流されない、誰かの心に深く刺さる音楽を生み出すことを心がけている。
Lucid Dreaming
鬼リピしているのがこのアルバム。
Maikaさん独自の近未来感のある音作りと、シンセサイザー特有の浮遊感。これに彼女の歌声がミックスされて独特の陶酔感を醸し出す。
THE BEST Challenge
YouTubeチャンネルを開設しました!
2022年はぼくにとって挑戦的な年になった。
YouTubeやInstagram、TikTokなど今後の潮流になっていくであろうSNSの波に乗っていくのにかなり意欲的で、その中でもYouTubeのチャンネル開設は個人的には大きなきっかけになるような気がしている。
元々動画編集も一度ツギハギだらけのものを作ったことがあるくらいで、動画編集をする上で気をつけるべきポイントとか、構図とかバックグラウンド・ミュージックの音量とか、そういう細かい部分は何ひとつ知らないままだった。
2022年はまずはそこから勉強をして、動画編集をできるようにDavinci Resolveをある程度使えるように毎日触った。
そんなこんなで2022年の多くは動画編集に費やす時間がとても大きかった。ブログと違い動画では表現できる幅がかなり大きく、全てが自分の裁量によるものでかなり楽しい。
今年は動画コンテンツを多くしていこうと思っている。
THE BEST 2022 まとめ
ぼくとしては2022を振り返ってみると今後の行き先が鮮明になった年になったと感じた。
2021年まではかなりガムシャラにやっていたというか、なりふり構わず突っ走っていたような気持ちだったが、2022年に「自分の好きなもの」のフォーカスした時に”自分とは”と言うコンセプトが明確になったかんじがした。
これからも毎年新しく何かを始めると言うのは続けていこうと思うけれど、2023年からはコンセプトをしっかりとした活動にも注力していきたい。
そんなぼくのコンセプトとしては「OLD SCHOOL」
古き良き時代を超えた正統派のモノやコト。自分の心惹かれるものに素直になっていこうと思う。
今年もFreenchyをよろしくお願いいたします。
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